豊田(2006).購買心理を読み解く統計学―実例で見る心理・調査データ解析28
概要
- 第1章 目に見えない「好み」やニーズを読み解く
- 構造方程式モデリング ― 見えない「ブランド力」の測定法
- 独立成分分析 ― 商品ニーズに適した購買層のグルーピング方法
- 潜在混合分析 ― 見えない顧客の嗜好を顕在化させる
- 一対比較法 ― 好感度で差をつけたい、商品名の選択法
- 主成分分析 ― 企業情報から効率よくトータル指標を得る
- 第2章 「買いたいココロ」、その行動ルールを読み解く
- コンジョイント分析 ― 消費者本人も知らない「購買の決め手」を探る
- アソシエーションルール ― 「紙おむつとビール」の関係から購買法則をつかむ
- 生存時間分析 ― 生き残る顧客、離れていく顧客、その訳を探る
- 決定木 ― 「もう一度買いたい」その理由の在処を探す
- ベイジアンネット ― 複数の因果関係を予測し、最適解を見出す
- 第3章 複雑な要因から、決定を下す根拠を読み解く
- ニューラルネットワーク ― 価格×購買数のMaxを見つける
- 多項ロジットモデル ― 商品選択の影響度の高い要因を見つける
- AHP ― 「決められない問題」を優先順位から評価する
- 遺伝ACEモデル ― 遺伝か、環境か? その影響力を測る
- 集団AHPとGAS ― 複雑な基準のなかから意思決定のプロセスを探る
- ISM ― 要因の優先度から商品選定プロセスを分析する
- 第4章 グループ化&マッピングで、関係性を読み解く
- 自己組織化マップ ― 競合群を2次元Mapであぶり出す
- クラスター分析 ― プレースタイルの「近さ」から戦略を立てる
- 多次元尺度法 ― こころの中の「商品間のキョリ」の測定法
- コレスポンデンス分析 ― 企業と大学の「相性」を見やすくする
- 探索的ポジショニング分析 ― 好人気、だけどニッチなポジションを探す
- グラフィカルモデリング ― 「見かけの相関関係」にだまされないために
- 第5章 どのくらい正確か、判断の信頼性を読み解く
- 傾向スコアによる重み付け補正法 ― Web調査から信頼できる結果を引き出す
- ロジスティック回帰分析 ― 取引先の倒産確率の読み解きかた
- 項目反応理論 ― 問題の難易度によらないテスト評価を下す
- 一般化可能性理論 ― 採用面接の信頼精度を測る
- 時系列分析 ― 時季変動の予測から、リスク最小かつ利益最大に
- ポアソン回帰分析 ― コストとエラーのバランスをコントロールする