ばらつきを示す指標。
分散の平方根(ルート:二乗の逆)。
分散を先にみてください。
分散は偏差の二乗を平均したものなので、二乗したものという性質が残っています。
そこで分散の平方根を求めて、二乗という性質を消したものが標準偏差です。
体重kgの場合、分散の単位は(kg×kg)ですが、標準偏差の単位はkgになります。
分散も標準偏差もばらつきを示す指標ですが、単位が揃っていた方が分かりやすいのでデータのばらつきを示す場合は標準偏差の方がよく使われます。
研究では、平均値±標準偏差としてデータを要約することがよくみられます。
標本分散の平方根が標本標準偏差、 不偏分散の平方根が不偏標準偏差です。
標本分散、不偏分散については、分散の解説を読んでください。