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天井効果、フロア効果
天井効果とは、データの分布が満点へ偏っていること。
フロア効果とは、データの分布が０点に偏っていること。
たとえば、５点満点の質問に対して、多くの人が５と答えている場合が天井効果。
- 小塩(2005).研究事例で学ぶSPSSとAmosによる心理・調査データ解析 第１版 p25
- 「各項目は１点から６点の得点範囲なので、１つの目安としては･･････ ・平均値+1SD>6 天井効果 ・平均値-1SD<1 フロア（床）効果」
平均±標準偏差が、満点や０点を超えないことを基準としている。
同じ本の第２版からはこの±SDという記述はなくなり、
- [[>Book/1170]]p25
- 「1点や2点ばかりが解答として得られてしまった･･･フロア（床）効果・5点や6点ばかりが解答として得られてしまった･･･天井効果。」 とある。
参考文献
- 田中(1996).実践心理データ解析 : 問題の発想・データ処理・論文の作成 p172-173
- 天井効果、フロア効果について解説あり
- 対処方法としては、その設問の点数を(ある,なし)や(高い,低い)の２値に変換する。
- 質問を変更できる場合は、表現を変える。
- SPSSとAmosによる心理・調査データ解析
- 未確認情報
- 英語版wikipedia