多重比較

1つの研究で検定を多くやり過ぎると、偶然の差を検出してしまう確率(第一種の過誤)が増えるので問題です。

4群の間で差があるかどうかを調べたいとします。分散分析では4つの群間で違いがあるかどうかしか分からず、どの2つの群の間に差があるかは分かりません。 かといって、2群の組み合わせを順に検定していくと、全部で6通り(A-B, A-C, A-D, B-C, B-D, C-D)の検定を行うことになり、偶然の差を検出する可能性が高くなってしまいます。

このような問題がある中、どの2群間に差があるか検定したい場合に多重比較の検定を行います。

「F検定を行った後にt検定を行う」という2段階検定については、多段階検定を参照。

検定方法

多重比較手法の選び方を参照。

入門図書

実践図書

最近はネットも充実してる。

話題