マハラノビス距離

正規分布する集団のある1つの値が、中心からどのぐらいはずれているかということを示す数値。

標準偏差を考慮した値。その値から平均値を引いて標準偏差で割ったものがマハラノビス距離。

例えば、平均が50点標準偏差が10点のテストで、70点の人は、(70−50)÷10=2がマハラノビス距離。

平均が50点標準偏差が5点のテストでは、(70−50)÷5=4がマハラノビス距離。

平均点が50点のテストで70点をとったとしても、70点以上が1人しかいない(標準偏差が小さい)ときと、70点以上が大勢いる(標準偏差が大きい)ときではその価値が違うということ。

国語、数学、化学、生物、地理など多くのテストを同時に考慮するなど、一般にたくさんの正規分布をする変数について計算する。

参考文献